児童福祉施設職員の皆さまにお話(加藤)
公認心理師の国試が終了し、
速報結果に一喜一憂していた頃から
気づけば、約1ヶ月が経とうとしています
みなさまお元気ですか^^?
今日は本業であるお仕事の有給をいただき、
神奈川県児童福祉施設協議会さまによる
心理士会研修の講義を務めさせていただきました。*
テーマは
「統合失調症の親をもつ、子どものこころの理解」
体験談をメインとしたご依頼でしたので、
あくまで "一例” として、自身の経験を踏まえながらお話させていただきました。
また、ここまで話題となっているからには触れざるを得ない
「ヤングケアラー」
についても軽く取り上げさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。。
今まで務めさせていただいた講演では、
実は、ヤングケアラーのことについて触れることは
極力避けてきた過去があります。
一口に「ヤングケアラー」といっても
ケアを要する人やケアラーの立場がちがえば、
当たり前のように一括りに語ることはできないためです。
今も私はヤングケアラーという大きな括りで語れる立場には
至っていないと思っていますので、
今日は状況によって異なるケアラーのちがい や 個別性という点を強調しながら
お話させていただきました。
私自身、過去「地域支援」には携わっていたものの
児童福祉分野は関わりがなかったため、
日頃から児童福祉職員の方がどのような疑問を抱かれているのか知れたことは
大変勉強になりました。
自分の家への支援の介入について、
積極的に関わって欲しいこども。
関わってほしくないこども。
関わって欲しいけど、頼り方をしらないこども。
関わってもらえるという方法自体を、知らないこども
様々です。
国も立ち上がって
始まったばかりのヤングケアラー支援
現役でこどもである立場の方に
直接的支援をされる
職員の皆さま自身のご苦労や疑問、
不安は尽きないものとお察ししますし
今後も間接的にでも
関わり方のヒントなどをお伝えする機会があれば
ぜひ協力させていただきたいと思います。
本日は長時間耳を傾けてくださり、ありがとうございました。
また研修依頼のお声をかけてくださいましたA様には感謝申し上げます。
加藤 枝里
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