ヤングケアラーに理解ある歯科衛生士さんのお話(加藤)

昨日は

ひとりやないで!主催

年1回の対面型勉強会を開催しました。^^




テーマは

「心とお口のカンケイ」♪




講師は歯科衛生士であり、

精神疾患の親をもつ子どもの立場でもある

町田 郁里(かおり)さんです✨




ひとりやないで!には、

かれこれ約3年半通っていただいています。





本来このテーマの勉強会は、

2020年2月に予定をしていましたが




感染症の発生とともに延期となり・・・





ようやく実現された念願の勉強会でした。^^





━ 精神疾患を抱える親のお口は、どのような状態なのか・・・?


━ 私達子どもの立場は

  親と向き合う場面において、

  ”ヤングケアラー” として我慢強く生きてきた経験からか、

  どうしても対人関係において “ストレス” を割と抱えこみがち。。

  

  そんな私達自身のお口の健康はどうやったら保てるのか?



など、

子どもの立場に寄り添って

わかりやすく解説くださいました。





質疑応答の時間では

止まらぬ、みなさまからのご質問・・・☆





個人的に質問させていただいた

お話でいうと・・・





私の統合失調症の母は

如何せん、歯を磨く力が





強すぎるんです・・・。





こだわりがあって、

約10分間はずっと鏡の前に立ち、

腕から筋肉が浮き上がるほどの力を入れ、

デッキブラシで床を磨くかのように

歯を磨く母。。





磨き過ぎにより

いつもブラシ部分は外向きに・・・。




歯も磨きすぎにより、

削れて小さくなっている状態。。。






その分虫歯にもなりやすいです><





母が入院する精神科病院には

出張での歯科サービスがないため





虫歯ともなれば、

スケジュールを急遽調整して

家族が街の歯医者に連れて行く必要があります。






家族側の思いとしては

仕事がある中、

いつ




「歯医者に連れて行ってください」と




病院から家族に声かけがあるか

わからん状態の中、



すこしでも

"虫歯になるリスクヘッジをしたい!”

という思いがあります。





そんな母との悩みについて

質問させていただいたところ



講師のかおりさんからは

どのような対応をしてあげると課題解決できそうか、

現実的かつ的確な回答をくださいました。🙇‍♀️




そのときの率直な感想、



プロってすごい!!!👏✨




約15年間患者さんのお口を見続けてきた

歯科衛生士さんの専門性にプラス、




子どもの立場や

精神疾患の親のこだわり・症状も知る

歯科衛生士さんの助言は、

お世辞抜きに大変参考になるものでした。。!!😭






精神疾患の親と向き合うにおいて、

子供の立場の方の優先順位は

とにかく





生きる!!




ことが最優先かとお察しします^^;






なかなか親のお口の状態にまで

目を向ける余裕はない💦


という方も

少なくないのではないでしょうか。





一方で、

こうした小さなことを疎かにしていると、

結果、回り回って

自分が大変な状況になる。。





歯周病と糖尿病は

密接なカンケイがあるとよく聞きますが



・精神科

・歯科
・内科


・・・を行き来しなければならなくなるなど、
私たちケアラーの負担も増えてしまうかもしれません。。





今のうちに

未然に防げることはないか??





もしこのブログを見てくださっている

ヤングケアラー支援に取り組む

他団体さまで、




『うちでも講演をしてほしい・・・!』




などのご希望があれば、ぜひお問い合わせください。




講師のかおりさん、

今後もこのような講演活動は

続けていきたいとのことでしたので、

ぜひお繋ぎさせていただければと思います。^^






▶ちょこっと余談・・・♪



実はかおりさん、

もうすぐ第一子の赤ちゃんが誕生されます♪♡





講演終了後にはサプライズで、

会から講師かおりさんへ




安産祈願の意を込め




ミニブーケ💐をプレゼント。










お花を持ってきたことが

当日かおりさんにバレないようにと、

会場に来るまで

特殊な持ち方をしてしまったのか・・・









お渡しする際、

包装紙が水でびしょ濡れだったことは

内緒…








・・・(¯―¯٥)・・・ ⇠

加藤(もみこ)

ひとりやないで!

*統合失調症の親と向き合う子向けの広場* ‐ KANAGAWA -